幸せを呼ぶマジック・ワード!
明けましておめでとうございます。
カウンセラーの岩本祥子です。
昨年は、誰しもが多かれ少なかれコロナ禍の影響を受けた本当にたいへんな年でしたね。
年が明けても終息するどころか、新たに緊急事態宣言が出そうな状況です。
それでも、早いコロナ終息を願い、今年が皆さんにとってハッピーな1年でありますよう、今回は「幸せを呼ぶマジック・ワード」について書きます。
マジック・ワードといっても、特別な言葉ではありません。
それは、普段、何気なく発している『ありがとう』という言葉です。
この言葉がどうして「幸せを呼ぶ」のでしょうか。
まず、「ありがとう」はコミュニケーションを円滑にし、相手との関係をよくしてくれます。
「ありがとう」と言われて嫌な気分になることはあまりないでしょう。
「あなたの気持ちを受け取りましたよ」というメッセージであり、言われると温かい気持ちになりますね。
また、「ありがとう」は言った人もよい気分になる言葉です。
相手の良いところに目を向けて伝えることで清々しい気持ちになります。
もし、自分のために何かをしてくれた相手に対して「申し訳ない」と感じたり「助かるけど、もう少し頑張ってほしいな」と思った時も、まずは「ありがとう!」と感謝を伝えましょう。
さらに「ありがとう」は自分自身に言うことでも「幸せを呼ぶ」効果があります。
私は寝る前に、自分に「ありがとう」と言うようにしています。
初めは、一日の反省点ばかり思い浮かんで素直に自分に感謝できなかったのですが、だんだんとその時々の自分を受け入れられるようになります。
それは「(自分は)大丈夫、うまくできている」といった自己効力感アップへとつながっていきます。
どうしても自分に言えない時は、日ごろ感謝している人や、特定ではなく「みんな」に対して「ありがとう」と言ってみてくださいね。素直な気持ちになれるかもしれません。
このことを研修やカウンセリングでお伝えすると「聞いただけで胸が熱くなった」とか「実際にやってみたら涙が出てきた」という声をたくさんいただきます。
皆さんは、自分にねぎらいの言葉をかけていますか? ぜひ試してみてください。
発するだけで幸福感が得られる、この不思議な5文字「ありがとう」を今年も惜しまず使っていきましょう。
本年もよろしくお願いいたします。