朝、すっきり目醒める方法

こんにちは、カウンセラーの岩本祥子です。

「春眠暁を覚えず」といわれるように、春のこの時期は心地よくて、いくら寝てもまだまだ寝ていたいものです。そんな眠りを目覚まし時計で無理やり起こされるのは辛いですよね。

これまでに、「明日は大事な仕事があるから絶対、朝6時に起きよう!」と思って眠ってみたら、なぜか6時前に自然と目が覚めた・・・、なんて経験はありませんか?

眠る時に、あらかじめ起きたい時刻を決めて目覚まし時計など外からの刺激を使わずに、自分で目覚めることを「自己覚醒」と言います。
この自己覚醒の能力を持っている人は、珍しいというほど少ないわけではないようです。
自己覚醒のやり方は簡単で、睡眠時間をある程度確保した上で、前夜に具体的な起床時間を決めて寝るだけだそうです。
とはいえプレッシャーでストレスにならないように気を楽に考えたほうがよさそうですね。
初めのうちは夜中に何度も起きてしまったり寝過ごしたりすることが考えられますが、とある実験では8割の人が1週間ほどで自然に起きられるようになったそうです。

目覚まし時計より自己覚醒法の方が、日中、眠気を感じにくいことや、脳の覚醒度や作業効率が高いことが各研究から明らかとのこと。
メリットだらけですね!
また、自己覚醒法だと自然と目が醒めるのは、なぜでしょう。
起きる時刻を意識しておくことで体の活動を活発にする副腎皮質刺激ホルモンが起きたい時間の1時間くらい前から徐々に増えてきて、そうでないときよりも分泌量も多くなるそうです。そんなことから覚醒の準備が整った目覚めとなるからと考えられます。

参考:すっきり目覚め、作業効率が上がる自己覚醒法:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

さらに、身体に朝のサインを送るために、起きたら日光を浴びること、起きる時間に合わせて好きな香りや音をセットしたり、朝食をしっかり取るなどの習慣を加えれば、気持ちの良い朝が迎えられるのではないでしょうか。

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