腸って、超たいせつ!
こんにちは、カウンセラーの岩本祥子です。
暑くて湿気のある日が続いていますが、体調など崩していませんか。
滅多にお腹を壊さないタイプなので、あまりのぐったりさかげんに「お腹って大事だわ~」と痛感しました。
そこで今回は、腸(お腹)のことを考えてみたいと思います。
近年、腸は「第二の脳」と考えられ注目されています。
ある研究で、脳に存在している「セロトニン」が腸にも存在し、さらに、体内の全セロトニン95%が腸で作られていることがわかりました。
セロトニンとは、心のバランスを整える作用のある伝達物質で、しあわせホルモンとも呼ばれ、十分に分泌されていると心身ともに健康な状態になります。
また、腸のすごさは、脳や脊髄から独立して働いているということです。例えば、脳が働かない脳死の状態になっても、腸は正常に働き続けるそうです。
腸の働きは、複雑かつ、体に有益な見事な機能を果たしているので、その働きは「超(腸)能力」と表現されることもあります。
さらに、腸(お腹)は「意志や感情のある臓器」とも言われています。
例えば、「腹の内=本心」や「腹を決める=決断・決心する」や「腹を据える=覚悟を決め落ち着く」など、お腹に喩えて感情を表す慣用句やことわざはたくさんありますね。
多くの現代人は、こんなに心身の健康に重要な臓器である腸が病んでいると言われています。
腸を大切に扱うことを意識したいです。
腸の働きである「消化と吸収」を助けるために、腸が長いとされる日本人に合った和食や腹八分目を心がけ、食べ物を分解する腸内細菌を痛めてしまうという食品添加物をなるべく避けることをお勧めします。
また、お腹を温めると気持ちが落ち着く効果があります。試してみてください。